INTERVIEW
緻密なものづくりは「興味」からはじまる
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製造業
杉村精工株式会社
営業部 生産管理課 主任

原田 直樹さん

Iターン
30代
静岡県藤枝市
= Profile =
1984年生まれ。静岡県藤枝市出身。保健体育の教員を目指し、大学は日本体育大学に進学。実習を通して、イメージしていた教員と現実にギャップが生じ、その後、地元の知り合いによる紹介をきっかけに杉村精工株式会社へ入社。部活動や大学など上下関係が厳しい環境で培ったコミュニケーション能力やハキハキとした話し口調は社内外から好感を呼んでいる。

教員志望からものづくりの世界へ

 高校時代は保健体育の教員を目指していて、東京と横浜にキャンパスのある日本体育大学に進学しました。僕が通っていたのは東京のキャンパスで、横浜から通っていました。それまでは大井川高校(現・静岡県立清流館高等学校)に通っていて、当時の恩師が日体大出身だったという理由から、自然と県外へ進学することを選びました。

 でも、いざ教育実習に行ってみると、イメージしていた教員と現実は違いました。実習中に生徒を叱ることがあったのですが、他人への敬意をやや軽視してしまうような生徒がいて……。もちろん全員ではないですし、個性でもありますけど、自分自身が上下関係の厳しい環境で育ってきましたから、そのギャップにショックを受けましたね。

 杉村精工に入社するきっかけをくれたのは、地元の知り合いの方でした。工業という分野は未知の分野で不安もありましたが、杉村精工の会長も声をかけてくださって、社長との面談を通して入社を決めました。いま思えば、高校までの通学路に杉村精工があって、そういったところにも縁を感じましたね。

苦しいときこそ「興味」を持つ

 杉村精工は金属部品の加工や装置の設計・組立などを行う会社です。入社直後から営業部生産管理課という専門知識を必要とする部署に配属されたのですが、生産管理課の仕事はお客様からの受注手配や納期の管理など、社内とお客様の橋渡しをする仕事です。お客様から「この製品、できますか?」という質問もいただきますので、専門知識は不可欠です。働き始めて3か月間くらいは、何か届け物をするといった”お使い”しかできず、不安や苦しさもありましたね。

 でも、どの職に就いたとしても、興味を持つことから始めないと先はないですよね?例えば、設計の仕事をとっても、「CADを使うことができれば設計か?」というとそうではありません。構造・構想を生み出すセンスや経験値がものを言う仕事で、それを支えるのが「興味」です。

 自分も不安が払拭されたのは入社5年が経ったくらいの頃ですが、知識が蓄積され、設計の時点ではまだ図面でしかなかったものが、実際にモノとして出来上がってくることに面白さを感じました。そこは製造業ならではの面白さだと思います。

原田 直樹さんが働く会社について

製造業
杉村精工株式会社 
わたしたちはモノづくりの提案型サービス業です。当社は60年以上の実績と経験による独自技術を有し、自動車、航空機、工作機械関係の装置を設計から加工、組立まで一貫して管理、生産を行い各メーカーに卸しています。また生産を請け負うだけでなく、それぞれの取り引き先の生産面での課題解決や商品開発に深く関わってきました。

子どもと過ごす、ゆったりとした休日

 休日は子どもと過ごす時間が多いですね。文化センター近くの大覚寺公園に遊びに行ったり、石津の方の公園に行ったりします。あとはゴルフが趣味なので、打ちっぱなしに行くこともあります。大井川地区に天王スポーツプラザというゴルフの打ちっぱなしができるところがあって、よくそこに行きますね。あと独身の頃は、グリルSASAYAによく行っていましたね。最近はまだ子どもが小さいので、外食というとファミレスのようなところが多く行けていませんが、焼津の好きな場所の一つです。

 目指していた「先生」という職業から一転、縁あって全く未知の分野で働くことになりましたが、地元に戻れば気軽に友人と会うことができますし、杉村精工は新しいことに挑戦する会社です。例えば、木質バイオマスボイラーをプロジェクトとして手がけていこうとした時は、自分もボイラー業界で世界的に有名な企業の視察にドイツへ行かせてもらいました。新規事業へも柔軟に挑戦していく会社ですから、自身の成長にゴールはありません。同時にそこが魅力だと思います。

原田 直樹さんがオススメする焼津のイイトコ

「グリルSASAYA」
原田さんが社会人になってから通い始めたという「グリルSASAYA」。水産高校に通っていた友人に勧められたことがきっかけだそう。原田さんおすすめは、和風オムライス。焼津ならではの鰹を使っていることが美味しさと人気の秘密。JR焼津駅から車で7分、徒歩で約20分。(定休日:水曜日)
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