INTERVIEW
オンリーワンの飲料製造技術で、選ばれる一本を。
製造業
株式会社ニッセー

増田 夏海さん

Uターン
20代
静岡県藤枝市
= Profile =
1994年生まれ。静岡県藤枝市出身。大学は山形大学地球教育文化学部に進学。研究室で実験や研究を続けていくうちに、「栄養士ではなく、食に関わる研究をしたい」と考えるようになったそう。卒業後は大手メーカーの飲料の開発・生産を手がける株式会社ニッセーに入社。

栄養士ではなく、食の研究者に

 はじめは「外に出たい」という気持ちがあったわけではありませんでした。「食に関わる研究をしたい」と思っていたので、栄養士の資格もとれる山形大学に進学しました。地球教育文化学部という学部で、私が所属していたのは食環境デザインコースです。
 でも、いざ学んでいくと栄養士ではなく、研究や実験に興味を抱くようになりました。研究室ではネズミの小腸機能を調べる実験も行っていたんですけど、「手を動かしながら食育を考える方が面白い」と思うようになったんです。そこから自然と、食品企業で働きたいと思うようになりました。
 ニッセーを知る前から、地元に戻る気持ちは固まっていました。大学進学で県外に出てみて、全く知らない土地で暮らすよりも、見守ってくれる人がいる土地で暮らす方がいいと思ったんです。
 ニッセーは就職活動のときに初めて知ったんですが、実は家から5~10分でとても近いんです。「こんな近くに、大きな企業があったんだな」と驚きました。食品企業で、品質検査もありますし、好きなことを仕事にできる、と入社を決めました。

攻める開発を支える、守りの〝品証〟

 ニッセーは大手メーカー飲料の開発・生産を手がけていて、原材料の調達から品質管理、製品出荷まで一貫して行っています。特許技術を多数保有していて、年間10億本以上もの製品を生産しています。
 私は9月から品質保証部で菌検査を担当しています。培養して、菌が出ないかを検査するんですが、だいたい1日に10種類ほど検査を行います。製品の検査のほかにも、工場内の環境微生物の検査も行っています。工場内にある設備を綿棒などで拭き取って、汚れの数値が基準値内に収まっているかどうかを確認します。
 また、ニッセーは「シカケる姿勢」を大切にしていて、開発にも力を入れています。それを下支えする最後の砦が「品証」です。やっぱり新しい商品が開発されたときに、品質を保証するための新しい規格が必要ですから。
 ベテランの先輩方に教えていただきながら、学んでいるところですが、ニッセーは年代問わず仲がいいアットホームな環境です。新たな規格に柔軟に対応していく上でも、相談もしやすい職場で、「ニッセーを選んでよかったな」と思いますね。

増田 夏海さんが働く会社について

製造業
株式会社ニッセー 
清涼飲料水及びアルコール飲料の開発とODM(Original Design Manufacturer)を行っている会社です。取引先は、ビール系会社等、よく目にするほとんどの飲料メーカーです。

休日は職場の先輩とサッカー観戦

 焼津は小さい頃から遊びに行っていました。身近になったのは、やはりニッセーに入社してからですが、イオンにアイスを食べに立ち寄ったり、魚河岸シャツを買いに行ったり。
 焼津は荒祭りもありますし、「人柄も荒いんじゃないか」という印象がありましたが、焼津市出身者の多いニッセーに入社してみると、穏やかな人が多くて、イメージも変わりましたね。この間も、会社の人たちとサッカー観戦に行きました。同世代はもちろん、先輩たちともプライベートで遊べるくらい穏やかで、アットホームです。
 ちなみに、魚河岸シャツは私のお気に入りで(笑)。少しお値段が張るんですが、焼津ならではの魚河岸マークをあしらった綿生地のシャツです。大学時代に帰省したときに、焼津まで買いに行って、山形でも着ていました。評判もよかったですよ。「にぎやかだね」って(笑)。
 高校生の頃は、地元を離れることについて「どちらでもいいかな?」と思っていたんですが、離れてみて、地元感のあるものっていいな、大事にしていきたいなと思うようになりました。

増田 夏海さんがオススメする焼津のイイトコ

「魚河岸シャツ」
魚河岸シャツとは、昔から港町・焼津の人々に親しまれている魚河岸柄・和柄のシャツ。着心地のよい綿生地のシャツは、市役所や市内企業のクールビズとして活躍することも。増田さんは大学時代を過ごした山形でも着用していたほどお気に入り。

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