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UIターン 体験者の声

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岡本 健太郎さん

プロフィール

岡本 健太郎(オカモト ケンタロウ)
1992年生まれ
静岡県焼津市出身(小学校4年生から高校までは静岡県島田市に在住)
山梨県立大学を卒業後、東京の保険代理店に就職。
1年3ヶ月勤めた後、2016年8月より島田市の保険会社に転職。焼津へUターン
家族構成:祖父、祖母、曾祖母と4人で同居

◆Uターンのきっかけはなんですか?
ある民泊ホストとの出会いです。
東京で働き始めて半年、通勤電車やオフィスの狭いデスクに窮屈感を感じ、現状を変えたいと考えていました。
現状を変えるために「副業で民泊の仕事をしてみよう」と思い、まずは体験しようと甲府の民泊に行きました。そこで出会った民泊ホストの考え方に触れたのがUターンのきっかけです。
 
>どのような方ですか?
彼は当時24才、おばあちゃんと二人三脚で民泊を運営し、その収入とアルバイトで生活をしていました。
彼の生き方が必ずしも正しいとは言えませんが、都市で疲弊していた私にとってその生き方が「羨ましい」ものに映りました。
そして彼を見ていて「自分の身近なところにある資源に目を向ける」という考えに気づきました。
そこから考えてみた私にとっての身近な資源というのが、焼津にある家であり、そこに住む家族でした。
地縁や家などの自分が持っている資源を最大限に活用した生活をしてみようと思い、Uターンを決意しました。
(家族と話し合った結果、今は民泊の仕事はやっていないです。)

 
◆Uターンしてみて良かったこと、苦労したこと
精神的にも金銭的にも、良いことだらけですね。
一人暮らしではなかった家族とのコミュニケーションが生まれたこと、話をできる相手がいることは特にいいなと感じています。家事を家族で分担するので家事負担は減りましたし、家賃の負担も大きく減りました。裕福になりました 笑。
東京は人が多すぎて疲れを感じていたので、気軽に自然に触れられる焼津の環境にも幸せを感じます。
 
そして何より、家族が喜んでくれたこと。
おじいちゃんおばあちゃん達だけで話していると、昔話ばかりしてしまうらしいんです。
先日私が「新しくできたカニ料理屋に行こうよ」と言って、家族みんなで食べに行ったことがありました。その時におじいちゃんおばあちゃんが「若い人がいるから新しいお店に来るきっかけになる」「本当に楽しかった」と大喜びしてくれて、嬉しかったです。
 
>苦労したことは?
Uターン当初は家族の過度な干渉が煩わしかったです 笑。
でも話し合って解決したので、今は苦労はないですね。
 
  
◆最後に、「UIターン」についてのお考えなどありますか?
多くの地方が、首都圏へ若者が出て行ってしまうことに悩んでいますよね。
自分の身近なところに目を向けて、特に「家族」と「家」に目を向けてUターンしてきた私としては、地域で色々な人と仲良くなって、周囲に「身近なことに目を向ける良さ」を伝えることで、人が都会に出ていく流れを引き止める力になりたいです。また、今後は地域の人しか知らないような焼津の魅力的なスポットを開拓して情報発信したり、新しい魅力を作り出すような活動を行いたいと考えています。

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◇あとがき(インタビュアーより)
岡本さんは24才とは思えないほど落ち着いていて、しっかり自分の言葉でお話をされる方でした。
そして家族への愛が溢れている素敵な方でした。
「自分の身近なものに目を向ける」という考え方を持つと、ライフスタイルを変えるきっかけになるんですね。
私も家族と実家を思い出してしまいました、たまには帰省しよう。
 

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