焼津のマグロ

2017.02.09
グルメ・観光
静岡県ではマグロ漁業が盛んです。
農林水産省が発表した「平成27年漁業・養殖業生産統計」によると、静岡県のマグロ漁獲量は29,400トンで全国一位となっています。
なかでも焼津港は全国でも有数のマグロ漁港!
ここでは、焼津とマグロの歴史や、産地ならではのおいしい食べ方をご紹介します。

焼津港とマグロの歴史

焼津で漁業が盛んになったのは江戸時代からだと言われています。
当時はカツオを中心とした漁業が盛んでした。
マグロ漁が本格化してきたのは明治時代からです。
大正・昭和初期になると船の動力化・大型化が進んだことから、遠洋漁業が増えていきます。
焼津港周辺にはマグロの缶詰工場や加工工場が立ち並び、焼津のマグロ漁業が栄えていきました。
戦後しばらくは遠洋漁業が禁じられていたものの、1950年ごろからは再びマグロ漁港としての役割を取り戻していきます。

焼津漁港でたくさんの魚が水揚げされる理由としては、
・漁港の中の波が静かであること
・漁港の近くに冷蔵庫や加工場が多いこと
・市場で魚の値段が安定していること
・東京や名古屋などの大消費地へのアクセスが良いこと
などが挙げられます。

マグロ水揚げの様子はこちら

焼津名物ミナミマグロとは?



焼津で獲れるマグロの中でも、特に人気が高いのがミナミマグロ(別名インドマグロ)です。
南アフリカ沖、オーストラリア南部、ニュージーランドなど、南半球で漁獲され、焼津港で水揚げされます。
ミナミマグロ漁に使われるのは「はえなわ漁法」と呼ばれる方法です。
マグロをピンポイントで獲ることから、資源にやさしい漁法とされています。

南半球で漁獲したミナミマグロは直後にしめられ、船上で-60℃の超低温で凍結されます。
そのため、鮮度が高いまま水揚げされるのです。

天然のミナミマグロは冷たい海水域を回遊していることから、身がしまっています。
そして味の特徴はなんといっても「甘み」
上質な肉質で甘味のある食感は寿司飯との相性が良く、多くのお寿司屋さんで使われています。

焼津ならではのマグロのおいしい食べ方

やっぱりマグロといえば生でしょう!
静岡では刺身といえばマグロを指すといっても過言ではありません。
海鮮丼にも必ずといっていいほどマグロが入っています。
焼津では口の中でとろけるような、新鮮なマグロが堪能できるんです。

刺身以外でぜひ食べてみてほしいのが、マグロのかぶと焼き!
マグロの頭の部分がまるごと焼かれたものです。
ちょっと怖がるお子さんもいるかもしれませんが、とにかくそのインパクトは絶大です。
コラーゲンやDHAも含まれているため、美容にもよし、頭にもよし、ということで、老若男女から愛されています。

生でも焼いてもおいしい焼津のマグロ、ぜひ味わってみてくださいね。