カツオの水揚げ量日本一

2017.02.27
グルメ・観光
さまざまな魚が獲れる焼津港において、もっとも多く漁獲されているのがカツオです。
平成27年焼津漁港統計書のデータによると、焼津地区で獲れる魚の64.2%がカツオで、次いで28.9%のマグロ類と続いています。
1年間のカツオ漁獲量はなんと100,238トン!
ここでは、焼津港のカツオ漁や、焼津ならではの珍味についてご紹介します。

焼津港のカツオ漁

焼津港のカツオ漁の歴史は古く、江戸時代から行われていたそうです。

焼津港で水揚げされるカツオの主な漁法は、一本釣り漁とまき網漁です。
一本釣り漁はその名のとおり、複数の船員で疑似餌を使ってカツオを釣り上げるもの。
一方、まき網漁は魚の群れを網で囲むため、一度に大量の魚を獲ることができます。
いずれの方法でも、釣り上げたカツオは素早く凍結され、-40℃~-50℃の低温で保存されます。
素早い凍結によって鮮度が保たれるものの、どちらかというと一本釣りのカツオのほうが身の傷みが少なく、新鮮な傾向にあるそうです。

カツオが獲れる地域は東沖、北沖、中南、マーシャル、ミクロネシアなどの遠洋です。
1ヶ月~2ヶ月の航海ののち、焼津港で水揚げされます。

こちらが、焼津のカツオ・マグロの水揚げの様子です。

焼津港のカツオを味わう

焼津ではカツオの加工が盛んに行われています。
カツオのたたきや鰹節は、全国的にも有名でしょう。



カツオブシを後から入れてシェイクする「かつおぶしポテトチップス」も人気があります。
※ポテトチップス専用鰹節なるものがついています。



ほかにもいろいろなカツオ加工品がありますが、焼津ならではの名産が、カツオのなまり節です。
カツオ節のように水分を蒸発させていないため、ツナでいう水煮のような状態になっています。
なまり節をそのままスライスして食べてもよし、サラダに加えてもよし。
パン粉を付けてカツにするのもおすすめです。
カツオのカツということで、縁起を担ぎたいときにもいいかもしれませんね。

カツオを無駄なく利用する

焼津では昔からカツオを無駄なく食べるようにしてきたため、ご当地ならではの珍味も存在します。
中でも有名なのがカツオの「へそ」。
これはおへそではなく、心臓のことです。
肉のレバーに似た味わいで、コリコリした食感。
焼津ではおでんに入れたり、味噌煮にしたりして食べられています。

カツオの「はらも」も焼津ならではの珍味です。
カツオの腹の下の、いわゆる大トロの部分です。
塩焼きにしたり、天ぷらにしたりしていただきます。

生で食べることの多いマグロと比べ、加工されることの多いカツオ。
それだけ食べ方にも幅があって、さまざまな味わいを楽しむことができます。
焼津ならではのカツオ料理をぜひ楽しんでくださいね。