駿河湾の宝石、桜エビを獲ってきました!

2018.01.26
グルメ・観光
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桜エビ漁
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桜エビ漁船に乗せてもらうという貴重な体験をしてきました。

桜エビの漁期は年間2回のみ、春漁は3月下旬~6月初旬、秋漁は10月下旬~12月下旬で、それ以外の時期は桜えび資源保護のために休漁となります。
桜エビは駿河湾のほかに、遠州灘・相模湾にも生息していますが、量が少なく営まれていません。つまり、全国で静岡県だけが桜エビ漁を行っており国内の水揚げは100%駿河湾なのです。

普段は深海に生息しているサクラエビですが、夜になるとプランクトン捕食のため水深20〜50mぐらいまで浮上してきます。
桜エビ漁は桜エビが浮上してくるのを待つため夕方に出航し、日が落ちると漁がスタートとなります。

今回乗せていただいたのは秋漁で、極寒の中でしたので、しっかりと着込みホッカイロ持参で大井川漁港に向かいました。16時過ぎに大井川漁港からいよいよ出航です。

大井川港漁業協同組合

今回案内をしていただいた大井川港漁協の大場さんから、桜エビ漁について伺いながら漁場に向かいました。

桜エビ漁には大井川港と由比港から合計120隻の漁船が集まり、2隻一組となって網を曳く「2そう船曳網漁業」で操業します。
120隻の船が夕暮れ時に一方向目指して進んでいく光景は、これまでに経験したことのない幻想的な雰囲気でした。

夕暮れ時ということもあり漁場に向かう道中に海からみえた「赤く染まった富士山」は息をのむほど美しく、この景色を拝めただけでも乗船して良かったと思える一幕でした。

桜エビ漁で見えた夕日

漁場に到着し、漁開始の合図がでるまでの間は、“嵐の前の静けさ”でしょうか?これからはじまる漁に向けて期待と不安が入り混じるなんとも緊張する時間です。

漁が始まると網を広げる船は、ライトをつけ周りの漁船に注意を促します。2隻の船が1組となり、大きな網を広げ、その網に桜エビを集めるのですが計12名の漁師さんが手際よく網を操る姿は、まさに海の男達!とてもかっこ良かったです。

桜エビ漁

2隻の船で広げた網を約30分程曳き、桜エビを網に集めていきます。
1箇所に集まった桜エビを透明なポンプで吸い上げていくのですが、透明のポンプの中を真っ赤な桜エビが上がってくる光景は、海の宝石を掘り当てたかのようで、まさに気分は海賊です。

どこからともなく集まってくるたくさんのカモメ達も見応えがありました。

桜エビ漁船に群がるカモメ達

この日は乗せていただいた船だけで約50箱ほどの桜エビを漁穫しましたが、多い日には300箱以上も漁獲することもあるそうです。一箱15kgですのでかなりの量ですね。

桜エビ漁

桜エビ漁桜エビ漁

漁師さんも皆さん気さくでとても楽しい桜エビ漁でした。

港に戻り、無事帰還できたことにホッとしていると、お土産にと獲れたての“桜エビ”をいただきました。漁協の大場さんから「是非、生のまま食べてください」とあり生のままワサビ醬油でいただきましたが、まさに絶品でした。

焼津の宝、駿河湾産の美味しい桜エビを是非ご堪能ください。

かき揚げ丼

生桜エビ

今回は特別に桜エビ漁の漁船に乗せてもらいましたが、残念ながら現在は一般向けの体験乗船の募集は行っておりません。

大井川漁港に平成30年5月に漁協直営食堂「さくら」がOPEN予定です。「さくら」のOPEN後に体験乗船イベントも計画中とのことですのでご期待ください。

 

DATA
■大井川港漁業協同組合
住所〒421-0213 静岡県焼津市飯淵1960
TEL054-622-0415
URLhttp://www.oigawako-gyokyo.com/
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